ESP8266の動作が不安定なときの対策案

ESP8266(ESP-WROOM-02)やESP32(ESP-WROOM-32)は小型でWi-Fi接続ができて非常に便利なのですが、電源周りをしっかりとする必要のあるデバイスです。
電源がひ弱だとWi-Fi接続できなかったり、リセットを繰り返したり不安定になってしまうのでしっかりと対策しなければなりません。

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大容量コンデンサを接続

よく挙げられている対策としてこの方法があります。
470uFくらいの電解コンデンサをESP8266の近くに取り付けます。
これだけで解決する場合があるようですので、不安定ならとりあえずやってみる対策です。
あまり大きすぎると突入電流で逆にだめになってしまうので要注意です。

あと、配線は短く太くしておきましょう。
長くて細いとそこが抵抗になってしまいます。

パワーオンシーケンスの確保

難しい言葉ですが、しっかりとしたリセット回路を組みましょうということです。
実際にはENピンに1kΩの抵抗と0.1uFのコンデンサを接続します。
ESP8266のリセット回路

この回路を組むことで、電源投入時の安定性が格段に増します。

このことは公式のドキュメントに書いてあります。

In order to delay the transmission of pulsed signal and avoid unstable current of CHIP_EN, a RC time-delay circuit (R=1 kΩ, C=100 nF) is needed. There is an internal pull-up in the CHIP_EN pin, so no external pull-up is needed.

ESP8266System Description p.6

負荷過渡応答特性が高速なレギュレータ

大容量コンデンサをつけてもダメ、リセット回路を組んでもダメとなれば電源に使っているレギュレータを検討しましょう。
負荷過渡応答性という難しい用語がありますが、要は急な出力電流の変化に対しても出力電圧が安定しているレギュレータのことです。
普通のレギュレータは普段は安定していますが、急に大きな出力電流が必要になるとガクッと電圧が落ちます。
例えばですけど3.3Vであれば2.6Vくらいまで瞬間的には落ちます。
ここまで落ちてしまうとESP8266は動作できなくなってしまうのでリセットしてしまうのです。

それが高速負荷応答性のレギュレータであれば、電圧が落ちずに維持することができるのでリセットがかかることはありません。
私が使っているのはアナログ・デバイセズのADP3338というレギュレータです。


ESP8266の動作が不安定なら一度紹介した対策をしてみてください。
もうちょっと消費電力が小さければ、苦労する必要はないんですけどね。

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