1005パッケージの検討とそのパーツケース

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最近私が設計する基板の部品の小型化が進んできました。
今までは1608パッケージのチップ抵抗・コンデンサをメインで使っていたんですが、今後は1005メトリックのパッケージをメインで考えています。
といっても手はんだのレベルが上がってしまうので、基本的にはリフローする基板に関してなんですけどね。

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1608パッケージは最初は小さいなあと思っていたんですが、もう何年も使っていると見慣れてきました。
床に落としても半分くらいの確率の見つかりますし(笑)
長辺は1.6mmです、そういうとなんだか大きい気がしてきました。

1005パッケージはというと長辺が1mmです。
見た目的には1608の半分くらいになった感じです。
もはや知らない人が見たら、ただの砂でしかありません。
でも0603や0402などさらに小型のものが存在しているのが恐ろしいですよね...

パッケジージの比較をするとこんな感じです。
パッケージ比較
左から3216, 2012, 1608, 1005です。
改めて見るとやっぱり小さいです。

村田製作所が2020年までに1608パッケージのMLCCの生産を中止するという噂もありますし、少しは1005パッケージを視野に入れておかないと小型化の波がこちらまで来たときに困りますので。
まぁ村田がそれを否定していますが...

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なんだかんだでまだ残る気はしなくもないんですよね。
リード付きのコンデンサもまだ売っているんですし。


こうも小さくなってくると困ってくるのがパーツケースです。
もはや小さすぎて標準のパーツケースでは箱のほうが大きすぎて取り出すのが大変になりかねません。
さらに部品が小さすぎて、蓋をしてもちょっとした隙間から出てきちゃうなんてこともありえます。
現在私はダイソーでピルケースを1005チップ部品のパーツケースにしています。
パーツケース
そこが浅くてちょうどいいんですけど、隙間から部品が出てきそうです。
ちなみに上の写真には1ヶ所に1000個のチップ抵抗が入っています、見えない...

もっと小さいパーツケースがないかとまだ探しています。
別にダイソーである必要はなくて、どこでもいいのですが。

1005パッケージの検討とそのパーツケース

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