電球用調光器の自作

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長年使っているテーブルランプの調子が悪くなってしまい、急に消えるようになりました。
配線は問題ないのですが、タッチセンサを搭載していたのでその辺りの回路がおかしいのでしょう。

もう修理は諦めて新しいのを買おうとしたのですが、タッチセンサが搭載されているランプがあまり見つかりません。
点灯する動作が思ったより楽になるのであったほうが嬉しいのですが。

あるにはあるのですが、ちょっと高いなと感じたのでやめました。
「どうせならリモコンもあったほうが」と思ってしまって、そうなるとどこを探してもありません。
こうなってしまったら自作しか実現方法がないので、慌てて作ることにしました。

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テーブルランプは基本的に照明に電球が使われていますので、調光するには位相制御でなければいけません。
電球の口金でDC12V等の直流電源用はベストだと思うんですけど、汎用性がないですしね。
以前に光目覚まし時計を作った際には、調光器のキットとアナログフォトカプラで作ったのですが安定性が非常に悪いのでその方法はやめます。
マイコンを使った位相制御を見つけたのでそれを採用することにしました。

回路を参考にして保護素子等をつけました。
抵抗値はかなり適当に選定しましたが問題ないようです。
1/4Wのものでも大丈夫です。
フォトカプラも汎用品で問題ありません。
デジタル調光回路
注意点としては非ゼロクロスタイプのフォトトライアックを使うことです。
ゼロクロスタイプだと位相制御ができなくなっちゃいますからね。

あとはリモコン受信用の回路とタッチセンサの回路を組んで終わりです。
基板はこんな感じになりました。
制御基板
AC/DC変換に大層なモジュールをつけています。
トランスレスの変換回路であれば小型ですがノイズに弱い気がするんですよね。

これをケースに入れて、完成です。
ケースに入れた
タッチセンサがついているのでケースの上を叩くとライトが動きます。
ライトの下をくり抜いてその中に入れるともっとスマートだと思うんですけどね。

電球用調光器の自作

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