以前紹介した「WiSer」という無線シリアル通信モジュールに可能性を感じて欲しくなったのですが、技適の関係で純正品は使うのが厳しいです。
オープンソースハードウェアなので回路図もソースコードも公開されていますので、自分なりにカスタマイズして作ってみました。
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本当に真似をして作っただけなので大したものではないですが、少しだけ機能追加をしています。
純正は信号の電圧レベル変換がなかったのでESP32から直接出力した3.3Vのみです。
やっぱり5Vもまだまだ使いますのでレベル変換ICで切り替えられるようにしています。
あとは補助電源です。
基板から電源を供給できない場合にUSBから供給できるようにしています。
このあたりの制御はパワーマルチプレクサや100%デューティ・サイクル動作ができるDC/DCコンバータで実現しています。
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ついでにArduinoなどに書き込む用のアダプタを作って簡単に接続できるようにしました。
Arduino Pro Mini 用(最近あまり使わないですが...)とESP32用、UPDI(最近のAVR)用です。
どれも単純な回路でできますので相性がいいです。
他にもやろうとすればRS-232CやRS-485などで入力するのもできそうですね、あまり使うシチュエーションが思い浮かばないですが。
WiSerの使い方は公式ページに載っていますが、基本的には電源を入れるだけです。
設定不要なので非常にお手軽に無線化できます。
ブロードキャストモードもあるらしく、シームレスなデータ収集機としても使えるかもしれません。
下記のGitHubのリンクに回路図やソースコードが公開されていますので、ありがたく使わせていただきました。
1セットあると作業が少し楽になる場面もあるかと思いますので、作ってみてはいかがでしょうか。
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