
PLCといえばラダー、私はそれでずっと書いてきたのですが、最近のトレンドはST言語のような気がします。
会社で導入しようとか、営業が来たとかそんなことはないのですが、やっぱり時代はテキスト言語なんだろうねという肌感覚です。
ST言語とはそもそもなんぞや、とかそういう話は探せばいくらでも出てくるのでここでは割愛します。
Pascal風のプログラミング言語ですので、ラダーよりは論理構造が見やすいはずです。
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テキスト言語はAIとの相性がいいです。
プロンプト(AIへの指示)が書きやすいですからね。
これはST言語に切り替えていくきっかけになりえるでしょう。
「〇〇をST言語で実装して」と指示すると、ある程度書いてくれます。
これは使える...!と思いきやなかなか苦労します。
というのも、メーカー独自の構文や命令が存在するので、プロンプト(AIへの指示)が難しいです。
デバイス記号は「三菱の形式で...」みたいな感じで指示すると守ってくれますが、ときどき不可能な構文を書いてきたり、存在しない命令を使ってきたりまだまだ難アリな感じは否めません。
こういうプロンプトにするとメーカー独自仕様を理解しつつ書いてくれるよ、というのが分かればまた紹介します。
今はChatGPTのメモリのST言語に関するところが下記のようになっています。
ユーザーは、三菱PLCのST言語で、ダブルワードの読み取りに `D0:D` の形式を使用し、数値変換には `DINT_TO_REAL` などの標準関数を使うことを認識している。また、コメントスタイルは C言語風(`//` および `/* */`)を使用する。
ひたすらマニュアルの中の構文などを説明していきました。
PDFを読ませると理解してくれなかったりするので...
これである程度は生成してくれます。
それでも先述のように時々変な感じになりますのでまだ足りなさそうです。
STはテキスト言語なので、ブログでもプログラム例を紹介しやすくていいなは思っています。
できれば少しずつでも触れていきたいと思います。
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