結構やばめのケガをしてしまった

大事故（？）で大怪我（？）です。
まあ今は比較的普通に生活できてるんですけどね。
痛いとかそういうことよりメンタルも結構やられてたり...

カッターナイフでホースを切ってたんですが、切り方が良くなかったんですよ...
急いでいて作業机に運ぶのも面倒に感じて、棚に置いてある状態で両手を挙上して作業していました。
今考えるとただの馬鹿ですよ。
普段はそんなことをしようなんて考えたこともなかったんですけど。
ケガってそういうときにしますよという典型です。

ホースの切断中にカッターが外れて、その勢いのまま腕をズバッと切ってしまいました。
切り傷の長さは2cmくらいで小指の下あたり。
その時は「あちゃーやっちゃったな」という感覚で絆創膏でも貼るかと思っていたんですが、よく見てみると傷は長く、それもかなり深くてふさがらないし、血も止まらないという...

ティッシュでいくら拭いても血が溢れてくるので圧迫して手を上げましたが、血まみれのティッシュが次々と出来上がるだけでほとんど効果がなかったくらい血が出てました。
でもなぜか不思議なくらい痛みはなかったんですよね。
さすがにこのままではやばいと思ったので、作業場の近くにいた上司に「腕を切ったから病院に行きたい」と伝えると、私の腕を見た瞬間に傷のヤバさが伝わったのかすぐに病院に連れて行ってもらいました。

痛かったのは麻酔を打ったときくらいで、ブラシで傷の部分を洗浄したときは見てられないくらい傷の中までゴシゴシされました。
中の肉が鮮明に見えていたので結構グロかったです。（さすがに写真はないです）
めちゃくちゃきれいに切れてるねーと冷静に言われたのは覚えています。

結局4針縫う手術をしました。
新人みたいな複数人の看護師の方になぜか見学されながら手術を受けたのがいたたまれなかったです。
2日間くらいは包帯ぐるぐるでした。

診てもらったお医者さん曰く、真皮まで切れているとのことでした。
奇跡的にも神経や筋肉に傷はついておらず、痛みもほとんどありません。
怪我をしていない腕の小指側の部分をつねってみてもあんまり痛くないのでそういう部位なのかもしれません。
さすがに初日の就寝時には疼くような痛みはありましたけどそれくらいのものです。
手を握っても力を入れてもそんなに痛みはありません。
圧迫したりすると擦れるような動きがあるとさすがに痛いですけどね。

手首に付けていたスマートウォッチのバンドを見てみると見事に切れていました。

こいつのおかげで手首はかろうじて助かったのかもしれません。
ここまで切れているとなると結構な切れ味と勢いだったんだというのが、後からでも分かります。

そもそもの話なんですがカッターナイフを使ってたことがだめなんですよね、禁止されてますし...
もっといい工具があるだろうっていう話もあります。
メーカーに聞くとそのホースを一発で切れるような工具はないですねっていう落ちなんですが...

今のケガの状態は包帯を外してガーゼと薄いフィルムで保護しています。
来週くらいには抜糸する予定です。
今週末には旅行に行く予定で温泉にも入るはずだったのに、ダメになりました。
何よりも安全第一、焦りは禁物ということをいつも頭に入れて作業に当たりたいと思います。
いや頭に入れるというより無意識レベルでそれができるようにしないといけないですよね。
体を代償に色々と考えさせられるいい機会にもなったと捉えて、二度と起こさないように考えていきたいものです。