Windows10でPL2303を無理やり動かす

Windows10でPL2303を動かす

8月上旬にWindows7からWindows10にアップデートしました。
ドライバとか困るなあと思っていたのですが、案の定エラー出てるし・・・
ProlificのPL2303はWindows8以降サポート対象外になってました(ノ∀`)

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サポート対象外

使ってて稼働中のUSBデバイスが2個ほどあるんですよね。
PL2303SAはSOP8とピン数がとても少ないこともあり、ちょっと通信するだけならこれでいけるので気に入っています。
PL2303の基板
こんな基板も余ってるしPL2303SAのチップは3個ほど在庫が・・・
今後も使っていきたいんですよねえ。

症状(?)としてはこのデバイスを開始できません。 (コード 10)とデバイスマネージャーのプロパティには書かれています。
あとビックリの警告マークがつきますし。
Windows8以降はこうなるみたいなのでドライバをダウングレードして無理やり動かします。

ドライバソフトウェアのダウンロード・インストール

とりあえずどこでからでもいいのでバージョン1.5くらいのドライバをダウンロードします。
秋月でもダウンロード可能です。

ダウンロードしたZIPファイルを解凍してドライバをインストールしておきます。

ドライバのダウングレード

デバイスマネージャーからダウングレードしたいCOMポートを右クリックし[ドライバソフトウェアの更新]をクリックします。
ドライバーソフトウェアの更新

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ここからは少し割愛しますが、出てきたウィンドウをした画像の赤枠の部分をクリックしていきます。
選択の流れ
右端の画面ではチェックを入れて一番古いドライバーのバージョンを選択します。
最後に再起動を尋ねられときもありますので、再起動して正常に動作しているか確認して下さい。


Windows10に意気揚々とアップデートしたところ、ドライバが対応してなかったので色々苦労しましたが、まあ何とかなりました。
今のところWindows7には戻さず済みそうです。

ちなみに全く関係ないですがWoL (Wake on LAN)ができない時もNICのドライバを上記のやり方でダウングレードすると復活できましたよ。
「WoLできない」という人もとりあえずドライバのダウングレードをしてみてください。

追記(2015/08/22) :もっと簡単に動かす

JP1LRT様がコメントで情報提供してくださいました。
URL先の修正プログラムをインストールすればWindows10でもドライバをダウングレードせずに動かせるようになるようです。
こちらでも正常に動作するのを確認いたしました。

これからもPL2303ずっと使っていきたいのであればURL先から修正用のプログラムをインストールすることをおすすめします。

Windows10でPL2303を無理やり動かす

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