通信インターフェースだけを引き出しただけのESP32モジュールが案外使いやすく、個人的にはお気入りの作品になっています。
ただ、やっぱり通信インターフェースしか出ていなので、時々「少しだけI/Oが欲しいな」と思うこともあります。
「リモートを使えばいいじゃん」で終わってしまう話ではあるのですが、増設ユニット的なものをあえて作ってみました。
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通信インターフェースだけを引き出しただけのESP32モジュールは別記事で紹介しています。
...名前が長いですがそれ以外に思い浮かびません。
これが我ながら便利なモノなんですよ。
よく使う通信インターフェースが搭載されているのと幅狭でDINレールに取り付けられるっていう自分のやりたいことを詰め込んだからなんですけどね。
増設に関しては、そもそも増設するのを想定して電源や通信用のピンソケットをつけていました。
使っている中でやっぱりIOが少なからず欲しくなったり、センサとかつけたくなるだろうなと思っていのですが、それが的中しました。
「やっぱりいるよなー」と自己完結し、必要そうなものをあれやこれやと載せてみました。
デジタルI/Oはもちろんのこと2CHのアナログ入力、RTCや温湿度センサ、通信・プログラム書込み用のUSBなどなど...
これでもかと必要そうなものを詰め込んでみました。
デジタル出力はリレーですので比較的低速ではありますが、汎用性を重視しました。
入出力はESP32単体では難しかったので、別のマイコンが対応しています。
なので、そのマイコンで処理をしてESP32の方にデータを渡すということもできます。
アナログ入力やRTC、温度センサはI2Cなので直接(?)ESP32とデータをやり取りします。
リレー用の出力端子がピッチがせまいので絶縁距離が取れていないと考え、安全のためにパターンの間にはスリットを入れています。
別に必要ないのかもしれないですが、念のためです。
そのあたりが分かっていないので苦肉の策でもあります。
機能がてんこ盛りになってしまったので、最初に考えていた「シンプルな構成」はどこにいったのやらという感じです。
ただこういう機能もりもりも嫌いなわけではなく、むしろ好きなんですけどね。
それでも小型で幅狭にできたので、そこだけでも満足度は高いです。
量産したいところですが、SDカードコントローラやIOコントローラのところがマイコンを介していて面倒なので、そこがスマートになったら...というのが今の気持ちです。
そう考えると量産しているPLCってやっぱりすごいなと考えさせられます。
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