ESP32を搭載したモジュールはいくらでも見かけますが、基本的には単にI/Oを引き出したものが多いです。
通信もUARTが直接出ているくらいです。
個人的には通信インターフェースを色々と使いたいのですが、見つかりませんでしたので自作してみました。
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引き出したインターフェースはRS-485とRS-232C、Ethernetです。
実のところ、EthernetはESP32が有線LAN機能をそもそも持っていますので、簡単に構築できます。
おまけにSDカードのソケットも付けていますが、SPIが使えるほどのピンが余っていませんでしたので、マイコンを1つ置いてI2Cで制御できるようにしています。
I2Cは今後I/Oなどを増設できるボードと通信できるように端子を出しています。
このモジュールはDINレールに取り付けられるように設計しました。
基板のそのため出力用コネクタは基板のエッジからしか出していません。
板金も設計して取り付け時に幅を取らないようにしました。
電源も24Vなどから取れるような設計にしています。
12VだったりDCジャックにすると結構面倒なことが多いので...
コスト的に絶縁だけはしていませんので、そこが少し懸念点ですけどよほどのことがない限り問題ないので割り切っています。
板金は設計してミスミ(meviy)で発注しています。
1個でも作ってくれますし、メッキもしてくれるので結構便利ですよ。
今回はバーリング加工もしてもらいました。
今作品のような用途に少しだけ特化したモジュールは使い勝手が良い気がします。
あまりにも使用用途を限定しすぎると使いづらすぎますし、汎用的すぎるとコストがかかりすぎます。
私の中ではこれくらいが丁度いいのかなと思えるものに仕上がってよかったです。
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