ニキシー管時計の製作(昇圧回路)

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学校で頂いたニキシー管を復活させようとニキシー管時計を作っています。
CD56という型番のニキシー管でIN-12に似ています。
制御もそこまで難しいものではなくて、7セグの高圧版と考えればまだ楽なものです。
制御方式はダイナミック点灯方式でやろうと思っています。

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今回は昇圧回路の部分だけ説明します。
具体的にはNJM2360で12V→200Vの昇圧回路を作ります。
「ニキシー管 昇圧」とか「NJM2360 昇圧」とかで検索するとたくさん出てくるのでそこまで苦労することではありません。
ただ、持っている部品とか自分が入手しやすい部品用に変えていく必要はあります。

今回の時計制作ではこんな感じの回路になりました。
ニキシー管昇圧回路
とりあえず12Vから200Vが出てきます。

後につくったニキシー管時計の昇圧回路(12V→200V)のほうがシンプルで優秀かもしれません。
よければPortfolioを参考にしてみてください。

できたらもうニキシー管を点灯させることができます
その前にニキシー管のデータからどれくらい電圧をかけたらいいか、その時の電流制限抵抗はいくらかを調べます。
CD56のデータはここに載っていました。

ここのデータから見るに200Vかけた時には24kΩでいいらしい。
24kΩの抵抗ないかなーと部品箱を探していると、あることに気づきます。
E12系列に24kΩないじゃん・・・
というわけで、仕方なく24kΩの抵抗を買いました(´・ω・`)

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24kΩ抵抗やらその他部品を購入して1週間ほど間があきましたが、点灯させてみます!
「3」を表示させたニキシー管
「おー」と声を上げるくらい感動していましました。
電子工作をやってきたものの、ニキシー管は扱ったことがないのでとても新鮮です。

全部の数字を表示させていくとなぜか1つだけおかしな表示になりました。
「1」が表示されずになぜか全体に光が出てくるのです。
逆電圧をかけたニキシー管
これはおかしいと3日間ぐらい頭を捻って、あきらめモードになっていました。
もうこのニキシー管をあきらめてIN-12買おうかなとか思ってたぐらいですwww

ある時配線をミスって逆電圧を掛けてみると、あら不思議「1」が表示されるのです。
どこに逆電圧をかけてみても「1」なのです。
「なにかおかしい」と思い考えてみると、すぐに答えに至りました。

今までアノードだと思っていたところは「1」のカソードだったのです。
そりゃつかないわけだ・・・
これはニキシー管の寿命が縮んだな、さーせん(´・ω・`)

ちなみに上の「3」を表示させている時も「1」のカソードに電圧かけています・・・
青白いグロー放電が目立つとか、なんか「3」がつきにくいとは思っていたんですけどね。
なんだかんだでスタティック点灯はできました。
次はマイコンから制御してダイナミック点灯してみたいと思います。

ニキシー管時計の製作(昇圧回路)

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  • 2013/03/12

    ニキシー管いいですね(*´ω`*)

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