オシロスコープのプローブでフックではなく針でを当てて見たいときがよくあります。
細かいところでフックが掛けられるようになっていないところとか...
でも固定できないので抑えながら...ってやってるとオシロを見ながら基板に当てつつ、と少々難しいことをしなければなりません。
そこでプロービング作業を楽にできるようにスタンドを作ってみました。
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プローブスタンドは測定器メーカーが売っているのをよく見ます、結構な高いですけど。
横河のは定価が\98,000と強気なお値段です。
さすがに買えないのでどうしたら安く作れるか考えたところ、マグネットベースを使えばいいのいでは?と思いついちゃいました。
マグネットベースはダイヤルゲージとともに機械加工でよく使うイメージです。
ダイヤルゲージがついてる先端をプローブにすれば、いい感じのプローブスタンドになるのでは?考えました。
マグネットベース自体は中国製の安価なやつがAmazonやAliexpressで手に入ります。
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ただ、マグネットベースはダイヤルゲージ用に特化されているので取り付け穴はΦ8mmです。
対してプローブを実測したところ6.5mm程度です。
固定のところにネジが付いていて締めることはできるのですが、硬いのでほとんど動きません。
そのまま付けるとプローブは留まりません。
そこで外径8mm内径6.5mm高さ10mmのパイプが必要になったわけですが、そんなものはないですし加工もできないのでミスミで頼みました。
ただ、ミスミだと内径が6mmまでしか指定できません。
そこは諦めて6.5mmにするのは自分でドリル加工しました。
そんなに精度が必要なわけじゃないですからね。
そして完成したので、プローブをつけてみたら結構いい感じです。
マグネットベースは当たり前ですけど鉄板のような磁石がつく場所じゃないといけません。
つかないところであれば鉄板等を用意する必要があるので、そこがちょっとハードルが高いかもしれません。
しっかりと固定できるのでプロービング作業が楽になりました。
作業効率が上がりそうです。
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