マクロレンズはないけどマクロ撮影をしたいと思って調べてました。
簡単なのだとクローズアップレンズというのがあって、フィルターのようにレンズの前につけることでマクロ撮影できるようにするものです。
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安いものだと1000円前後で買えるのでいいかなあと思ったのですが、画質が結構悪くなるらしいのです。
クローズアップレンズを使うぐらいなら、トリミングした方がましなんてこともあるらしいです・・・
レンズの画質の良し悪しがわからないアマチュアなんでクローズアップレンズでもいいかもしれないんですが、やっぱり少しでもいいものを使いたいものです。
もう少し調べてみると「PENTAX 67 100mm F4 MACRO」についてるライフサイズコンバーターが結構使えるらしいのです。
偶然にも父がPENTAX 67マニアなのでライフサイズコンバーターがあったので早速真似してみました。
ライフサイズコンバーターは49mm径のネジが切られているのですが、その位置が普通のフィルターとは違います。
ちょっと内側にネジが切られていて、このままでは100mmマクロのレンズにしか付けられないような仕様になっています。
そこでちょっと改造(?)してやる必要があります。
用意するものは
- smc LIFE-SIZE CONVERTER 67
- レンズフィルタの枠
- ステップダウンリング
これだけです。
レンズフィルタの枠は薄枠ではなく普通のやつです。
保護フィルタなんかを買ってレンズ部分だけを取り外すといいでしょう。
今回私が使ったのはマルミのMC-NORMALの枠です。
ステップダウンリングは○○mm→49mmです。
○○には付けたいレンズのフィルター枠になります。
今回私はフィルター径が58mmのレンズに使うので58mmを買いました。
また、付けたいレンズのフィルター径が49mmの場合は、例えば
[ステップアップリング 49mm → 52mm] → [52mm径のフィルター枠] →[ステップダウンリング 52mm → 49mm] → [ライフサイズコンバーター 49mm]
のように一度大きいフィルターをかませ、ステップアップリングでレンズのフィルター径に戻してやる必要があります。
この場合は52mmぐらいが大きくならずいいと思います。
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手順としてはまずフィルター径を作ります。
レンズ部分を取ればいいのですが手でやっても全然取れない!
というわけでハンマーとマイナスドライバーでバキバキに割って取りました。
ヒビが入ったらペンチとかで丁寧に取っていきます。
しかし、フィルターにある留め具?が外れないのでこれも無理やりとってこんなになってしまいました。
これでフィルター枠が手に入ったので、後は簡単です。
図のように組み立てて完成です!
これを使って撮影してみました。
使ったレンズはSIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACROです。
58mm→49mmなのでケラレるかなと思ったらイメージサークルが小さいのかまったくケラレません。
このレンズは200-300mmでマクロが使えるのでそれと比較してみます。
トリミングはしてませんよ。
まずは300mmのマクロで撮影した写真です。
最大撮影倍率は1:2、ダンボーを一杯一杯とることができます。
次に今回の改造ライフサイズコンバーターをつけた場合の写真です。
被写界深度が非常に浅く、撮影には苦労しました。
おそらく倍率は1:1(等倍)だと思います。
肉眼では見えない塗装の剥げが見えます。
ワーキングディスタンスは20cm前後なので結構使いやすい感じになりました。
300mmだと三脚必須なので100mm~200mmぐらいが使いやすかったです。
日頃あまりマクロでは撮りませんが、これを機にマクロ撮影をしていこうかなと思います。
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