Arduino UNO R4 を買いました

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Arduino UNO といえばArduinoの顔と言っても過言ではないくらい有名なマイコンボードです。
私が初めて買ったArduinoはR2の頃でしたが、それからもう十数年経ってるわけです。
そんな Arduino UNO の最新バージョンが満を持して登場しました。
電子工作界隈はいろんな意味で大盛りあがりなので、とりあえず私もその波に乗って買ってみました。

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Arduino UNO R4
最近のArduinoはケースが一緒についています。
これって地味に嬉しいですよね...

今までとの変更点はなんといってもAtmelのチップ、ATmega328Pではなくルネサスのチップが採用されているところです。
その他に入力電源の電圧が24Vまで対応、USBがType-C変更くらいが大きなところでしょう。
入出力レベルも5Vです、これは結構ありがたいかもしれません。
時代には逆行してるかもしれないですが(笑)

なぜルネサスのチップを採用しているのかというと2年くらい前にルネサスがArduinoに出資するという表明がありました。
今までもルネサスは互換ボードを作ってましたが、本格的に参入すると決めたようです。


Arduinoはオープンソースハードウェアですし、みんなが自由に使いやすいものであってほしいと思います。
UNO R3 までに使われていたAtmelのATmega328PはDIPパッケージも存在し、初心者でも扱いやすいICでした。
私もArduino互換機と称してATmega328Pだけを購入して移植して、いろんな基板を作ったものです。
ICだけを買ってブートローダを書き込んで互換機として動かすというのがR4でも簡単にできたら一気に広がりそうな気もします。

今回のメインICはというとルネサス製です。
ルネサスのICはなかなか手に入りにくいのが現状です。
秋月でも取り扱ってくれると、少しは広がりを見せそうですが...
また、QFPパッケージが標準ですので、単独で動かそうと思うと変換基板が必要です。
ここのハードルはそこそこ高そうですね。

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メインのICはR7FA4M1AB3CFMという型番です。
LCSCでは800円くらいでしょうか。
Digi-Keyとかだと1,000円くらいします...高すぎでは...?
まあ高性能なマイコンであることは間違いないのですが...

標準的なプログラムは今まで通り動きそうです。
もちろんですが、Lチカも楽ちんですよ。
これが標準的なボードになり得るかと考えると少し不安がありますが...
ぜひともルネサスさんには頑張っていただいて、Arduino UNO R4 でArduinoの環を広げてほしいなと思います。

Arduino UNO R4 を買いました

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