スイッチやボリュームをパネルに固定するためにナットをスパナで締め付けていますが、パネルがアルミなどの柔らかい材料だと傷つくことが結構よくあります。
マスキングテープをすると一応防止できますが、毎回それをするのは煩わしいですし・・・
そういう些細な事が気になっちゃう性分なのでどうにかしたいと思い、樹脂製工具を作ってみました。
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スパナでナットを締め付けるとこういう傷がついてしまうんですよ。
ナットの周りに数箇所の傷があるんですが、この写真でなんとなくわかりますかね?
ちょっと調整するときにマスキングテープ貼って・・・って面倒くさいですしorz
よく使うスイッチのナットの対辺寸法は8mmで、ボリュームは10mmです。
マイナス公差ですので、これに合わせて工具はプラス公差で作ります。
スパナ型にするとどうしても回しづらいことが多いのでボックスレンチ型にしたほうがいいですね。
といっても今回作る工具は別に削り出しとか難しいことはせず、3Dプリンタで出力するだけです。
それもすでにデザインしてくれる方がいるのでまったく苦労しません。
そして出力した工具がこちらになります。
ナットの形になっている締め付け部分は貫通です。
取っ手が付いているので、簡単に締め付けられます。
間違うことはないと思いますが、数字が取っ手に書いてあるのでわかりやすくなっています。
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PLAはそこそこ耐摩耗性がありますから簡易的な工具には良い材料かもしれません。
ABSだと比較的早くちびてしまいそうな気がします。
それでも大きな力を入れて締め付けることはできなさそうなので、ロックタイトなどの緩み止めを塗布してやったほうがいいかもしれません。
パネルに傷がついて困ってるという方は一度作ってみてはいかがでしょうか。
というよりこういうのって売っててもよさそうな気がするんですけどね。
樹脂製工具は調べる限りではラインナップが少ないです・・・
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