以前にType-CのUSBシリアル変換器をつくったのですが、USBに対する知識がまったくなく「とりあえず繋げば動くやろ」みたいな感じでつくりました。
案の定だめでしたが、色々調べたところ抵抗をあと2つ置いたらできるようでしたので、他の基板発注する機会と一緒に改良版のUSBシリアル変換器基板を発注しました。
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USBシリアル変換器のType-C版を作ってみた。
需要はなさそう pic.twitter.com/IQNZUMGN3c— たまさ (@EHbtj) September 11, 2018
需要はないだろなあと思いつつつくってみた試作機ですが、Type-Cにインパクトはあるみたいで少しバズりました。
ちょっと売り出したところで気づいたので、すでに買っていただいたお客さんに問い合わせて問題ないか確認してました。
CC端子(CC1とCC2)に5.1kΩのプルダウン抵抗を接続するだけで問題ないようです。
これがないと電圧がホスト側から電圧が供給されません。
今まで動いていたのは USB A-C のケーブルを使ったのでその抵抗が内蔵されているためです。
Type-Cはいろんな端子が増えていてややこしいですね...
ちゃんと両頭がType-Cでも動くものができあがったので今はショップで数は少ないですが売り出しています。
ちゃんと動くType-CのUSB-シリアル変換器、できました pic.twitter.com/lmCIRkHCX2
— たまさ (@EHbtj) October 22, 2018
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Type-Cのコネクタには比較的はんだ付けが簡単であろう16ピンのものを使用していますが、結構失敗しています。
歩留まりが悪く10個とりあえず作ろうと思ってましたけど、実際一発成功は5個ほどです。
接続不良だったり、なぜか電源電圧が不安定で点滅してたり...
ピッチが狭いのもありますけど、ここまで失敗するとは思ってませんでした。
まずは「在庫なし」にならないよう、生産数を上げてそのあとどうやって効率を上げるか考えていきます。
なんか製造業みたいです。
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