僕が考えた最強のUSBシリアル変換器とアイソレータ

僕が考えた最強のUSBシリアル変換器とアイソレータ

市販品のUSBシリアル変換器では満足できず、「これが最強」と自分で考えたものを実現しました。
様々なUSBシリアル変換器がありますけど、どうも微妙に自分に合わないと言いますか...

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USBシリアル変換器

USBシリアル変換器
見た目はよくあるUSBシリアル変換器と言ってもいいでしょう。
そんなに見た目が変わるものでもないですしね。
こだわりは以下の点でしょうか。

  • MicroUSBでありながら、もげにくいUSBコネクタを採用
  • IOレベルの切り替えができ、スイッチが大きめ
  • USBシリアル変換ICにFT232を採用
  • 「RTS」が一応使える
  • ピン表示は裏表どちらにも大きく表示
  • ピン表示に矢印があって、信号の方向がわかりやすい

この中でも私の一番のこだわりは、MicroUSBコネクタでしょうか。
メーカーはわからないですが、Aliexpressで売っている4つ足のものです。
以下記事でも紹介しています。

裏メイカー祭で展示・頒布しましましたが、一番共感いたいたのは「ピン表示は裏表どちらにも大きく表示」しているところです。
使うときに裏側だったら表側をわざわざ見ないと分からないという状況が結構あるようです、私もですが。

裏メイカー祭でも、たくさんの方にこだわりを共感いただきました。
そして少し売れました!
収支でいうと、あんまり利益ないんですけど構いません。

QFNパッケージのはんだ付けは今のところ手はんだです。
もう慣れたもんです、リフローは考え中です。

アイソレータ

より「最強に近づける」ためにアイソレータを追加機能としてくっつけられるようにしました。
シリアルアイソレータ
こちらは汎用のUSBシリアル変換器にも接続できますが、基本は上記のUSBシリアル変換器と合うように横幅を同じにしています。
デジタルアイソレータ4chとDC-DCコンバータを1つのICにまとまっているアナログ・デバイセズのADuM540X(使用しているのはADuM5402)を使っています。
さらに出力側の電源電圧と信号レベルを5Vもしくは3.3Vに切り替えられる優れものです。
昇圧はできませんので供給側は5Vにしておく必要があります。

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1つの基板にしてもいいかなと思ったんですが信号を絶縁する機会はさほどないのと、横幅は今のままが良かったんですよね。

試作で作ってみましたが、結構「長い」です。
USBシリル変換器とアイソレータ
全長約9cmのロングUSBシリアル変換器になりました。
まぁ必要なときだけ接続する感じですので普段は邪魔にならないのでOKでしょう。

コスト的にはICが高すぎて、普通作らないレベルです。
デジタルアイソレータのICは1500円くらいします。
この性能であれば納得ですが...


今のところ、どこかで売るほど量産する予定はないですが問い合わせ等でお声を掛けていただければ、お売り致します。
またどこかのイベントに顔を出せたらいいんですけどね。

僕が考えた最強のUSBシリアル変換器とアイソレータ

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