ピッチ変換基板を使ってユニバーサル基板に載せるってのはいいとは思うんですけど、幅を取りますし、高さも結構高くなります。
表面実装部品の小型というメリットがなくなってしまって良くないと感じていました。
ユニバーサル基板にピッチ変換がついていたらそんなことがなくなって、UEWで結線する必要がなく、簡単にユニバーサル基板に表面実装部品が組み込めると思いつくってみました。
ユニバーサル変換基板という名前にしましたが、どんなものでも変換できるというわけではなく、「ユニバーサル基板」に「変換基板」をくっつけているだけです。
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探していたら・・・、aitendoにあったんです。
ですけど、思っていたのとちょっと違いました。
求めていたものには近いのですが、私がよく使うQFP32がないんです。
QFP32はATmega328P-AUのパッケージです。
なければ作るしかないと、プリント基板を人生で初めて発注しました。
発注先はElecrowにしました。
「安いから」それだけの理由ですwww
お試しという感じでユニバーサル基板を作るのはいい練習になりました。
ぱぱーっとEagleでデータを作って送って、3週間弱で届きました。
5枚と10枚どっちにするか悩みましたが、10枚頼みました。
10枚で12.9ドル、送料込みで19.24ドルでした。
今でだいたい2100円くらいなので1枚210円です。
撮影下手で手が写っちゃってますが・・・
なんとなくで青色レジストにしました。
シルクはなしです、シンプルにしたかったので。
シルク印刷がなくてもパターンを追っかければ、どこに繋がっているかは一応分かります(笑)
とはいえただのランドとパッドからつながっているランドの大きさが微妙に違ったは想定外でした。
同じにしたはずなんですが・・・
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一部の基板でシルク印刷はないのに白色の塗料がついていたのが残念です。
あと、レジストがスルーホールに入っちゃってるのもありました。
秋月のC基板がベースです。
ウェブページに図面があったのでほとんど同じです、というかまんまです。
ランドはSOPやSOT-23が簡単に実装できるようにランドは小さめです。
普通のユニバーサル基板だと隣のランドと配線がぶつかってしまいそうで怖かったんですよね。
SOT-23-5を普通のユニバーサル基板と今回の基板に実装してみました。
UEWは0.2mmです。
ちょっと隙間が増えてるように見えませんか。
そして今回の目的(?)であるQFP32のATmega328Pを実装してみます。
今までUEWで配線していたのが馬鹿らしくなりました。
もうDIPパッケージはいらなくなるかもしれません。
今度はQFP44やSSOPなどの変換基板も作ってみようと思います。
使う時があればですが。
色んなピッチ変換を載せても良さそうです。
ただそこまでいくと普通にプリント基板作ったほうがいいかもしれませんね。
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