Maker Faire Tokyo 2024 に出展してきました

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9月21日から22日にかけて東京ビッグサイトで開催されて Maker Faire Tyoto に出展しておりました。
初の東京出展ということでドキドキしっぱなしでしたが、ネタは京都と同じなので不安はありませんでした。
忙しさは京都と同様...ではなくそれ以上に感じました。
前回と同じく感想だけをダラダラと語ってみたいと思います。

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私はプロダクトブランドのNeulse名義で出展しました。
そのほうが「ちゃんとやってる感」が出るかなと思いまして。

「ちゃんとやってる感」が出すぎて仕事でやってると思われることも多々ありましたが。
ブースをスルーされた方はおそらく「業務用の商品紹介かな?」と思われたのかなと...
もうちょっと「個人でやってるよ!」「趣味なんだよ!」ということをアピールすればよかったと反省しています。

展示のテーマは個人で作ったFA機器・IoTモジュールという、万人に理解させる気のない超尖ったテーマです。
テーマは京都とまったく同じで、主催側から「同じことを東京でも見せてこい!」と言われているようなものです。

尖りすぎてて明らかに万人受けしないのですが、刺さる人には思いっきり刺さるよう作品群だと思っています。
自分が楽しくて好きだからそれを見てほしい、それだけのテーマです。
チラシのタイトルは工場自動化(妄想)のススメ、妄想するだけなら自由ですから!

一応ニキシー管時計を端っこに置いておいたので、それに食いついてくれる人もやっぱりいて会話のきっかけにもなりました。
基板名刺も思い切って無料配布にすることでメインに興味がなくても話題を作れます。
名刺は数百枚が2日間で消えました。
実は序盤に名刺を配布しすぎて無くなりそうだったので、途中から配布をなるべく消極的にして消費量を絞っていました。
コストを考えると頭を抱えてしまいますが、イベントなのでそのあたりは度外視です。

テーマが尖りすぎて、メインから話したところで興味を引く人の割合はかなり少ないですから...
肌感覚ですが、メインに興味を持って話してくれたのは京都よりも少なく1割弱くらいだったのではと感じています。

Twitterでよく見かける方や私のTwitterを見てくれている方にたくさん会えました。
ほとんどがただの愚痴や日常のことを言っているだけのブログを見てくださっている方もいて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ケガの心配をしてくださった方もいて頭が上がりません。
大丈夫です、このブログを書き続けているのであればギリギリでも生きています。

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展示したセンサやモジュール自体は機能を絞ってシンンプルさを追求しているおかげでダイナミックに動きませんし、小型化を考えていることもあり、見栄えもよくありません。
超地味でやることも単機能なものばかり、メイカーの中ではスーパーニッチ要素のオンパレードで日常生活で役に立つものなんて1つもありません。

それでも本業のかゆいところになんとかして手を届かしたい気持ちを実際に形にして解消することに共感いただけて、作品を作った意義がはっきりと自分の中で確立できるいい機会になりました。
あと、私の作品のような「仕事みたいだけど趣味ならではの領域」で似たようなことをしてる人もごく少数ですがいらっしゃったので安心しました(笑)

京都とテーマ同じでも内容も同じでは私自身がつまらないので、何か1つでも新しいものをといろいろ考えていました。
とはいっても都合よく画期的なアイデアは出るはずもなく、応用例までは考えられず作品としては未完成なものでした。
ESP32 Ethernet ブリッジ
そういう作品としては微妙なものも展示できちゃうのが Maker Faire のいいところでもある気もします。

おそらく作品が「よく分からない何か」にしか見えない人でも、拙い私の説明を真摯に聞いてくれるだけで私は救われます。
おかげさまで自己肯定感が爆上がりしたのでしばらく生きる意味ができました。
もうちょっと興味を惹けるように工夫していきたいと思います。


次回以降は同じテーマを受け入れてくれるかは分からないので、展示するには新しいネタを考える時期かなとも思っています。
尖りすぎるとどこかで折れますしね...
折れるまで粘るか、どこかで別方向に尖るか佳境にも来てそうです。

Maker Faire Tokyo 2024 に出展してきました

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