プリント基板を作る際、複数の基板の場合は面付けすると何かと便利ですが、面付けは追加料金が発生します。
少しでもリーズナブルに仕上げるためにVカットをしない「なんちゃって面付け」を施すのですが、「これって結構グレーなことしてるよな...」とよく思います。
どこまでなら許されるのでしょうか、ちょっと気になってきました。
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なんちゃって面付けのテストで注文した基板です。
何も文句は言われず作ってもらえました。
ここから「やってもいいんだ」と思い始めてどんどんひどくなっていきます。
最近よくやるのはこういう形なのですが、特に言われたことはありません。
おそらく、前述した基板のようにいらないところは長穴でくり抜く方が多数派だと思うのですが、基板をきれいに丸鋸でカットできるので、あえて外を抉っています。
もっとひどいものだとこんなのが...
ルール違反ではないのですが、さすがに何か言われてもおかしくないレベルですよね。
私が作る側だったら絶対文句言ってますよこれ。
まあ特に言われなかったのでこれでも問題ないのだと判断して、今後は更にひどくなるかもしれません。
ここまでやってしまって特にお咎め無しなのですから、あとはカットしやすさをどこまで追求するかになると思います。
穴を何個も開けて...というのはパキッと割れるのでいいのですが、綺麗さでは劣りますし...
色々工夫して基板を設計していきたいと思います。
「なんちゃって面付け」はどこまで許されるのか
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面付けの参考になりました。
ですが、最後のはやりすぎではないでしょうか。
製造中に割れてしまえば作り直しになってしまいますので、
このような注文が増えれば、面付け禁止または有料化せざるを
得なくなるでしょう。
何事もほどほどに。
Pingback: [KiCad] ミシン目(スリット)で面付けしてみた