仕事とプライベートの境界線

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趣味を仕事にするなとよく言われます。
仕事とプライベートの区別がつかなくなるからでしょう。
なんとなくそれが分かってきたような気がします...

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私の仕事はざっくり言うと生産設備の電気・制御設計で、趣味は電子工作(電子回路設計・はんだづ付け等)で絶妙にギリギリ被らない分野だと思っています。
今までも被っていなかったですし、被りそうであれば意図的に避けてた部分もありました。

ところがプライベートや仕事でいろんなことを請け負っていくうちに分野が被るといいますか、互いに侵略し始めました。
最近では仕事で電子回路設計をしたり、プライベートで制御盤の設計・製作をしたりしていて、意図的に定めていた境界線はいつの間にか消えかけています。

それで苦痛になったとかそういうのはまだないのですが、「境目がなくなってきたな」とは実感はしています。
もしかしたら気づいていないだけでじわじわとストレスが溜まっているのかもしれませんがね。

ここまで聞くと悪いことばかりみたいですが、いいことも少しはあります。
会社のはんだ付け作業の環境が整い始めました。
今までは適当なはんだごてが1本あっただけの作業場には、卓上のリフローやディスペンサ、リワーク用のヒートガンなどの機材が揃い始めました。
まだまだ全てができるというわけではないですが、明らかに今までできなかったことが出来るようになったので少し嬉しいです。
「会社に基板を持っていってはんだ付けしたほうがいいのでは」と思えるレベルになり始めています。

あとは身につけた技術を仕事とプライベートのどちらにも使うことができます。
趣味の技術を仕事で使って、それをより高めることができますし、会社で得た技術は趣味に活かすことができています。
相乗効果があるんですかね。


色々と書き連ねましたが、仕事とプライベートの境界線は大事にしたほうがいいです。
とはいいつつこの状況から打開する方法はまだ分かっていません。
仕事とプライベートがお互いにいいバランスを保っていける最適解があればいいのですが...
私がこの状況を割り切ってもいいとも思っているんですけどね。

仕事とプライベートの境界線

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