家で運用している自作機器のユニバーサル基板をプリント基板へ置き換える作業もラストスパートです。
今回は愛用しているLCD時計兼自室環境データロガーの基板を換装しました。
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中身はESP8266で制御しているだけなのでそんなに難しいものではありませんので、後回しになってました。
部品が届かず暇なときに基板設計をしてました。
この頃はESP8266もまだそんなに流行ってない頃だったと思います。
書き込みも手動操作のスイッチがあったりと昔懐かしな感じがします。
明るさを調整するためにLCD制御モジュールのパターンに直接電線をつけていたり、無理矢理感がありますね。
換装した基板はこちらです。
AC部分にフィルタが付いたりコネクタが基板の外とはしっかりとコネクタで接続していたり、成長が感じられます。
LCD制御用のモジュールはよくあるPCF8574Tを使っていて、明るさ調整はPWMで制御できるように別途マイコンがついています。
結構前に作ったモジュールですが、使える機会がようやくできました。
環境データ測定用のところも刷新しています。
今までは温度・湿度・気圧のデータを取得していましたが、今回はさらに二酸化炭素量や有機化合物量なども取得できるようにしました。
BME680とCCS811が搭載されているモジュールを使っています。
どちらもI2Cなので接続しやすく、ライブラリも見つかるので簡単にデータを取得できます。
この部分はちょっとケーブルが長いのでPCA9515というI2Cバスリピータを使って信号を安定させています。
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あとこのピンヘッダ、特徴的だと思いませんか?
厚みを減らすためにコの字型のピンヘッダを使っています。
自分で曲げてもいいですけど売っているのを見つけて勢いで買ってしまいました。
曲げのピッチが6mmという微妙な長さなのが気になりますけどね。
プログラムはほとんど変えないので、換装はすぐに終わりました。
取得できるデータも増えてちょっと嬉しいです。
二酸化炭素濃度は高くなってくると眠気が襲ってくるらしいです。
だいたい1000ppmくらいからだとか。
上の画像を見てもらうと一時的に3000とか超えてるところがありますけど...
二酸化炭素量と有機化合物量にかなり相関がありそうなんですけど、これはちゃんとデータが取れているのか心配です。
こればかりは正しいかどうかは測定器を持ってないので比較できません。
一応この値を信じてみようと思います。
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