以前VFDを買ってとりあえず、動かすだけしました。
正直時計作りすぎていらないのでもう作らないと思ったのですが、部屋のアナログ時計が止まっているのを見てなぜが作ろうという気が起きました。
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使うVFDは10-MT-20GYというVFDで10桁なので「hh.mm」だけだと4桁しか使わないのでもったいないです。
「yyyy-mm-dd」のモードをつけようと思ったけど見てもあんまり意味が無い気がするのです。
「mm.dd hh.mm」だとぱっと見迷ってしまうような・・・
そこで温度計を付けて見ることにしました。
以前の記事がこんなところで生きてくるわけですね。
というよりもVFD時計を作る過程で必要になったわけですが。
回路はニキシー管時計と似ているのでとても簡単です。
というよりほとんど変わりません。
リアルタイムクロックはRTC-8564が使いやすいですね。
I2Cでそこそこ精度があるのでおすすめです。
代えるとすれば、GPSかNTPになると思いますが、お金が(´・ω・`)
ARefにはレギュレータで3.3V与えていますが、今考えるとめちゃくちゃもったいないです。
抵抗分圧のほうが小型でいいと思います。
パワーMOSFETを使ったフィラメント駆動用のCMOSのゲート抵抗は100Ωをつけたら動かなくなり、1kΩをつけたらFETが熱くなるので、これぐらいがいいかなと。
なぜかは不明です、ちなみに10kΩをつけたら熱すぎて危険です。
フィラメント電圧は電源電圧5Vの半分の2.5Vになりますが、推奨より低いのでフィラメントバイアス電圧をかける必要がありますが、まぁちゃんと付いているし別に気にならないのでバイアス回路は必要ないと判断しました。
バイアス回路といってもNMOSのソースにダイオードつけるだけですけどね(今はそのままGNDに落としています)。
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完成した外見はこんな感じ。
ケースはタカチのPW型プラスチックケースです。
実はこのケースニキシー管時計用に買ったんですけど設計ミスって入らずに放置してました。
前面はグレースモークのアクリル板にして、コントラスを上げています。
温度は誤差±5℃(最大)と書いているのですが、校正に校正を重ねて実際は±1℃程度に収まっているようです。
別に凝った外見にしようとは思わないので、加工なしで基板を入れます。
後ろもDCジャックだけで、スイッチは中に内蔵されています。
ずれたらその時に解体したらいいやって感じです。
時計作品の中で一番の自信作になったと思います。
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