外に出かけるときは雨が降るかどうかが非常に気になります。
傘を持っていくか持っていかないかの判断基準になりますので。
その確認を今までどうしていたかといえば、テレビのニュースやスマホのアプリなどのなにかしらのデバイスに頼っていると思います。
でもテレビだと天気予報を注意して見ないといけない(ニュース番組だと常時表示してくれているところもありますが...)ですし、アプリはスマホを取り出して見ないといけません。
もっと自然に目に入る感じで出かける前に確認できたらいいのに...という発想のもと、降水確率確認デバイスを作ってみました。
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大げさに言ってしまいましたがまったく複雑ではなく、降水確率を表示するだけです。
一番重要なのは置く場所なのです。
今回は自作のスマートドアロックの近くに置くという前提で設計しました。
ちなみにスマートドアロックは記事にしていますのでまた見てみてください。
スマートドアロックは5Vを供給して動いていますので、それから分岐させると楽なので5Vで動くようにします。
インターネットから天気情報を取得しつつ表示をするので今回はWi-Fiに繋げられてI/Oもそこそこ多いESP-WROOM-32を採用しました。
表示部は単純な7セグで表示するとして、大きいほうがいいと思って探していたら結構大きめの青色7セグLEDを発見。
ただしLEDが直列になっているようでVfが7.0Vなので供給電源の電圧5Vを超えています。
デバイス内である程度昇圧する必要があるという...
なんだかんだで回路がややこしくなって、実際に実装してみたらこんな感じになりました。
レイアウトミスがあったり設計ミスしていたりで手直しはあったもののなんとか修正すれば動くようになりました...
なぜ電源供給をPHコネクタにしてしまったのかは設計していたときの自分に問いたいです。
表面実装のDCジャックをつければよかったのにな、と今では思います。
NOTE:問題点の覚書(PNPトランジスタの駆動)
ここで少しパターン修正の部分について一応覚え書きとして残そうと思います。
といっても設計時に寝ぼけていたのか疲れていたのか、凡ミスなんですけどね...
さて、問題の回路はこんな感じなのですが、これは動くでしょうか?(定数は適当ですけど)
すでに分かっていっているのですが、これはちゃんと動きませんね...
ON(0V)でもOFF(5V)でもベースに電流が流れてしまいますから、常にLEDが点灯している状態になります。
では制御電圧と負荷用の電圧が違う場合はどうすればよいのでしょうか。
NPNトランジスタでPNPトランジスタを駆動させましょう。
信号の極性は変わりますけど、動かないよりはマシですしね。
これは P-ch MOSFET でも言えます、皆様も気をつけてください...
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話を戻しまして降水確率確認デバイスですが、点灯するとこんな感じです。
写真が下手ですみません。
青色の部分が白飛びしちゃうので全体的に暗くせざるを得ませんでした...
上は午前の降水確率、下は午後の降水確率です。
実は降水確率は0-6時、6-12時、12-18時、18-24時に分かれているのですが、出かけるのに必要な情報ですので「午前」は6-12時、「午後」は12-18時、18-24時の数値で大きい方を表示させています。
100%は表示できません、もう割り切りました。
あんまり表示する機会もないですしね。
天気情報はdrk7.jp様より配信されているXMLから取得しています。
JSONはパースが面倒なのでやめました。
ArduinoJSONライブラリは日本語に対応していませんしね。
表示は超シンプルにしたので、ほんとにこれ以外はないですし、明るさで輝度を変える機能もないです。
実際に使ってみて眩しいなら輝度を下げると言った感じにします。
出かけるときくらいにしか見ないので、そんな機能てんこ盛りにしても意味がないかなと思ったので。
便利かどうかわかりませんが、とりあえず使ってみて評価したいと思います。
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