3Dプリンタが流行ってきて、私も手に入れていることもあってで時々使います。
ただ、よく思うのが「強度が心配」ということです。
そもそも樹脂なので強度が見合わないところもあります。
フックとか特にそうですよね...
材料は適材適所なわけですが、「3Dプリンタがあるからそれで作る」と自分でそれ以外の方法の優先度を下げていたのかもしれません。
そこで、「自由に作れて強度のあるもの」の1つの方法として針金細工を勧めたいと思います。
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使う材料・工具
針金自体は結構手に入れやすいので気軽に始められるかと思います。
ホームセンターや百均などに売っています。
材質がアルミのものは軽くて曲げやすいですが、はんだ付けが難しいのでやめておきましょう。
強度がほしいのであれば太さは2.0mm以上がいいでしょう。
私は2.6mmをよく使っています。
板が必要な場合はトタン板やブリキ板がおすすめです。
トタンは亜鉛メッキ、ブリキは錫メッキなのではんだと相性がいいです。
針金の切断にはニッパーやクリッパー、曲げ加工にはラジオペンチやプライヤーを使います。
切断面の処理用にヤスリが必要かもしれません。
はんだごては普通のものでもいいですが、板金用をおすすめします。
普通のこてだとなかなか温まらず効率が悪い場合がありますので。
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あと必要であれば、ビニールチューブやテープクッションを使って鋭利な部分を保護します。
グルーガンを使っても良いでしょう。
事例
私はモノを引っ掛ける金具を針金でよく作っています。
上の写真はヘッドホンスタンドで、私が使っているパソコンデスク用にぴったり合うように設計しています。
市販品のヘッドホンスタンドは横に飛び出してしまったりで邪魔になっていたのですが、オリジナルのヘッドホンスタンドで省スペース化することができました。
針金細工は少し強度がほしい場所におすすめです。
樹脂でなんとかする場合、補強が必要こともありますが、針金であれば不要になることもあります。
3Dプリンタのように同じものを何個も作るのはあまり向いていないですが。
はんだごてを使っている人であれば、加工はあまり難しくないと思いますのでやってみてはいかがでしょうか。
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