今までニキシー管などを使って実験・試作などをするときはブレッドボード上でDCDCコンバータを組んで高電圧を生成していたのですが、設計にちょっと時間食いますし、面倒でした。
終わったら分解しないといけませんしね。
その煩わしさを軽減するために電源装置を自作しました。
半自作というのはキットを使ったのでほぼ外装だけ自作したからです。
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使ったキットはこちらです。
50~250Vって書いていますけど、実際作って測定してみたら45~270Vぐらいまで出ました。
25mA程度まで取り出すことができ、真空管やニキシー管をドライブするには十分です。
で、完成したのがこちらです。
回路で改造(?)したのはACラインフィルタをなんとなく入れたのと出力のコンデンサをちょっといいのに変えました。
LEDをつなげると元々のヒューズでは飛びまくったのでヒューズは違うのを採用していますwww
会社でいい工作機械を使っているとなんで家にボール盤ないんだと思ったりしますが、まぁ何とかなります。
ドリル(固定なし)、テーパーリーマー、ハンドニブラなどを使って金属加工すると、穴は汚いし、精度もないし、時間もかかりますけど見えないので問題ありません。
ちなみに、初めて図面書いて穴開けました。
電圧計は300Vまでのいい感じのが合ったんですが、電流計が50mA程度のもので電圧計と同じサイズのがなかったので100mAです(´・ω・`)
50mAがあったタイプでやったらよかったかなと思ったけどケースが大きくなりそうなんですよね。
ちなみに大きさはW1500×H700×D1000ぐらいです。
便利な電源が小型に綺麗にできたので良かったかなと思います。
あんまり使うことはないと思いますけどね(オイ
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このたびは当方制作のキットをお買い上げいただきましてありがとうございます。その後何か問題など起きておりませんでしょうか。
ケースの加工がすばらしいですね。
出力のコンデンサを変えられたとの事、良いものであれば当方も採用したく、型番・容量などお教え願えませんでしょうか?
今後ともよろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます。
問題なく便利に使わせて頂いております。
出力のコンデンサの件ですが、なんとなく手持ちで容量が大きいものに変更させていただきました。
コンデンサはルビコンの400V47uFで型番は400BXC47M16X25になります。
素人の考えということもあり、あまり参考にはならないと思いますが、お役に立てば幸いです。
お返事ありがとうございます。
出力コンデンサ、容量を増やしたんですね。ヒューズが飛ぶという事だったので少し心配したのですが、理由がはっきりしたので安心しました。