はんだ付け治具はどんどん進化している

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私が電子工作を始めた頃のはんだ付けは、基板を普通のバイスに挟んだりしていました。
それが普通だと思っていたので何も思っていなかったのですが、どんどん便利な治具が出てきています。
あまりに多いので紹介しきれないですが、実際に使っているものなどを紹介してみます。

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NEWACALOX:Aliexpress

なんと言っても中国では進化が凄まじいようで、本当にいろんな治具がAliexpressなどで売られています。
NEWACALOXというブランドのストアがAliexpressにあります。
工具を扱っているブランドのようですが、はんだ付け用のツールのラインアップもすごいです。

商品の例ですが、金属製のベースにマグネットで固定できる照明付きの拡大鏡やバイス、クランプなどなど...
NEWACALOXの治具

金属製ベースの他にも、机の天板にクランプして固定するものもあります。
机にクランプするタイプ

治具には基板固定の他にも、ヒートガンの固定だった照明付きの吸引ファンだったりものすごい充実しています。
とんでもないラインアップですので紹介しきれないですが、このブランドだけでも探してみると良いものに巡り会えるかもしれません。
もうこれで十分といった感じはあります、かなり安いですしね...

回転できるクランプ

前述くらいの規模まではさすがにいらないと思うかもしれません。
基板が回転できるとDIP部品とかの実装時に便利だったりするんですよね。
そんなときには私が使っているクランプです。
回転できるクランプ

固定も回転もできて便利なのですが、デメリットは基板を挟み込んで固定するので、挟み込むところに部品がないことが前提ですし、小さい基板も厳しめです。

Amazonでも売っています。

スマホ修理で発展したバイス

中国ではスマホの修理が盛んらしく、その作業に特化した治具やバイスも多く販売されています。(ただの予想です)
それも結局は基板を修理するものが多いので、電子工作でもその恩恵に預かれます。

MIJINGのクランプ

MECHANICのクランプ

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私は上の画像でいうと「K22」のバイスを持っていますが、まあそこそこ便利ですよ。
高さのある部品が載っていると流石にクランプできないので薄く小さい基板用ではあります。
もともとスマホ分解修理用なので仕方ないんですけどね。
他にも色々ありますが、電子工作に転用できるかといえば疑問符が付くかもしれません...

マルチクランプ:goot

マルチクランプ
個人的にはコネクタのはんだ付けに愛用しているクランプです。
バネでクランプするので固定も簡単です。

コネクタへのはんだ付けが多い場合は持っておくと困らないですよ。

電線はんだ付け治具

3Dプリンタのモデルで見たことがあるんですが、人気なのか成形品が販売されています。
電線はんだ付けクランプ
私も作ったことがあります、結局使ってないんですが...

3Dプリンタがあるのであれば、Thingiverseにもいくつか公開されていますから印刷してみるといいかもしれません。


こうしてみると道具が充実してきていい時代になったなとおっさんみたいなことを感じます。
これからも治具はどんどん進化していきそうで今後にも期待です。

はんだ付け治具はどんどん進化している

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