コネクタを何回も抜き差ししていると、ある日突然ポロッと取れて一瞬思考が止まってしまうことはないでしょうか。
つい先日会社で、あるFA機器の通信ケーブルのUSBコネクタがポロッと取れてしまいました。
うちの部署にはその通信ケーブルが、その1つしかないので頭を抱えている状態です。
とは言ってもさすがにまずい状況ですので修復してみます。
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これがその基板です。
USBコネクタはもう使い物になりません。
ピンが1本だけ残っているのは逆に奇跡ですよね...
基板の銅箔部分(USBコネクタのシェル固定部)が剥がれてコネクタ側に持っていかれています。
ここはコネクタを一番支えている部分ですのでかなりの力がかかるんですよね...
だからは私が自作している基板のUSBコネクタは必ずスルーホールの脚付きにします。
大きめの銅テープを貼っていろんなところと隣接させます。
ちなみにですが、銅テープとパターンのビアが導通してしまうとまずいので、銅テープの下にはカプトンテープを貼っています。
この銅テープでUSBコネクタのシェルの固定用パッドの後ろ部分2つと、大きなコンデンサにもつながっていたのでその部分も補強にしてはんだを多めに付けます。
結構はんだの量が多いですが、これくらい多くないとまたもげてしまいます...
この状態でUSBケーブルを挿して、軽めにグリグリしてみてもコネクタは動かなかったのでひとまずは大丈夫そうです。
替えの新しいものはすでに注文済みですので、届くまでの一時しのぎです。
でも、ないと困るのでとりあえずこれで使おうと思います。
USBコネクタ、それもmini-Bの在庫を持っててよかった瞬間です(笑)
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