センサなどはI2CやSPIで通信するものがありますが、その確認をしようとするとArduinoにつなげたりします。
つながるだけを見たかったりして、面倒な作業をできるだけ減らしたいと思うことがよくありました。
USB接続でI2CやSPIで通信できる既製品は確かに存在するのですが、PC側のソフトウェアがよく分からなかったり、そもそも存在しなかったりと導入が大変そうでした。
それなら自作しようと、思い立ったが吉日ということで、早速つくってみました。
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USBとI2CやSPIとのブリッジはMicrochipのICを使います。
I2CはMCP2221、SPIはMCP2210です。
このICはなんと言っても公式がソフトウェアを出してくれているのです。
それもそこそこ使いやすいという。
I2Cのソフトウェアに至ってはアドレススキャン機能も付いていて、かなり便利なんです。
やっぱり信号レベルは5Vと3.3Vが必要だよねってことで作ったのはこれです。
I2Cの方にはプルアップ抵抗を簡単に入り切りできるようにしました。
スイッチはいつものやつです、しっかりしています。
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マイコンはプログラムを組めるので複雑な通信もできます。
ラピッドプロトタイピングといっても配線して...と面倒なので、こういうUSBデバイスは個人的には便利です。
ぜひ参考にしてみてください。
Twitterでつぶやいたところ、ちょっとだけバズりました。
プログラムを書くのすら面倒になったとき用に USB to I2C アダプタと USB to SPI アダプタを作りました pic.twitter.com/0pOfBZrVbi
— たまさ@Neulse (@EHbtj) January 16, 2020
作業を簡略したいとフォロワーさんも思っているのでしょうか。
パーツを小さくしたせいか、はんだ付けに癖があって量産が面倒なのでBASEとかで売る予定はないですが、問い合わせいただければもしかしたら・・・?
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