深センに弾丸旅行してきました

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またまた弾丸海外旅行です。
今回は2泊3日で中国の深センに行ってきました。
1ヶ月くらい休みたいものですね...

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中国語はもちろん喋られないのですし、英語もダメなので、困ったときに詰んじゃう危険がありました。
半分一人旅なのでかなり無謀だったんですよ。
それでも行きたい欲が非常に高く、「深センを行ってみたいなー」というノリでTwitterでつぶやいたら、周りの方がそれに乗ったような感じで、話がどんどん進んで日程を決めるに至りました。

周りの方々はツアーに参加とのことで5日くらい行くらしく、私もそれくらい...と考えてはいたのですがあいにく社畜ですので、なんとか金曜日だけ休みをとって2泊3日の弾丸旅行となりました。
まあ観光だけですからそれだけあれば十分です...

事前準備・情報収集

飛行機・ホテルの予約

飛行機は日本から香港国際空港経由すると安く済むみたいなので、私もそれに倣いました。
香港エクスプレスで飛行機を予約して、別のサイトで適当にホテルを予約すれば最低限の予約は終わりです。

ちなみに予約をミスって変更するとめちゃくちゃお金を取られます。(実体験)

WeChatPayのインストールとチャージ

キャッシュレスが進んでいる中国、特に深センをより楽しむにはWeChatPayをスマホに入れておくことをおすすめします。
AliPayでもいいですが。

登録は問題なくできますが、日本人がチャージをするのは一苦労です。
中国人の知合いに送金してもらうか、空港などにあるポケットチェンジを使うか、代行のようなサービスに頼むかです。
私は事前にちょっと試してみたいのもあって、まずはVpayfastというサービスを少しだけ試してみました。
怪しいですが、物は試しです。

認証のために顔とカードが映るように写真を撮ったりするのが面倒くさいですが、問題なくチャージできました。
ちなみにWeChatPayのパソコン用のソフトから送金を受け取らないと中国の銀行口座が必要だったり面倒らしいです。(そう言われました)

あとは補充するために日本にあるポケットチェンジである程度チャージして完了です。

香港国際空港から中国の深センへ

日本国内から香港国際空港に行くのはまったく問題ないとして、問題は香港国際空港から深センに向かうところです。
私はバスと電車を使って深センまで行きました。
結構時間がかかるので余裕を持っていきましょう。

オクトパスカードの入手

オクトパスカードは日本でいうとSuicaみたいなもので、電車やバスの運賃支払いに使えるICカードです。
入手しておくと、移動がそこそこ便利になります。
特にバスを使う移動では、あるのとないのでは違う気がします。
バスの現金支払いはちょっと面倒臭そうです。

オクトパスカードの入手方法ですが、これは空港で買えます。
カタコトの英語でもいいので「オクトパスカードプリーズ!」と言って150香港ドルを出すと買えます。

バスを使って上水駅へ

オクトパスカードを入手したら、バスで上水駅へ向かいます。
空港の「To City」と書かれたバスのピクトグラムがありますのでその方向に向かいましょう。
するとバス停がありますので、そこでA43もしくはA43Pのバスに乗って上水駅で降ります。
バスの電光掲示板にちゃんと「上水駅経由」という旨が書いてますので、それが書いてあることを確認しましょう。

香港国際空港から上水駅まではだいたい1時間くらいかかります。
結構な人が降りるので、分かるかと思います。

電車で上水駅から羅湖駅へ

次は電車(MTR)で羅湖駅に行きます。
一駅なのですぐですが。

私はここでハプニングが発生しました。
改札は金属の棒がクルクル回るタイプで「1回」しか回せません。
スーツケースでその改札に行くと、スーツケースで1回回ってしまって、次に自分が通ろうとするも回らないので完全に詰んでしまいました。
どうにか一旦戻って、窓口の方でメチャクチャな英語でそのことを伝えると駅員に「はぁ?」みたいな顔をされましたがキャンセルしてくれて、もう1回通してもらってなんとか通過できました。
後で見ると優先改札というところが端にあって、幅が広くて日本の改札のようにゲートになっているところがありました。
全部そのタイプの改札にしてください...

出国審査と入国審査

駅に着いて道なりに進むと、香港から出るための出国審査と中国に入る入国審査があります。
入国カードに情報を書いて指紋を取られるくらいで、とくに質問もなくスムーズです。
カードの情報もはっきり言って適当なところもありましけど別に問題ありません。
ただ、待ち時間がものすごく長く、下手するとここで1時間くらいかかるかもしれません。

羅湖駅からホテルへ

入国審査を抜けると、深セン市内に到着です。
ここから地下鉄に乗ってホテルのある老街(ラオジエ)というところに向かいました。
地下鉄は私が乗った範囲ではどこまで行っても2元でした、恐ろしく安いですね。
セキュリティチェックがあるので、毎回面倒ですが。

ここでもちょっと困ったことになりました。
深センの地下鉄の切符はトークンと呼ばれるプラスチック製のコインです。
どうやって改札を通過するかというと、ICカードと同じくタッチすれば大丈夫です。
ちなみに出るときは改札に投入します。

私は入るときもトークンを投入するものだと勘違いしていました。
そんな穴はどこを見てもありません。
わけが分からなくなったので、道行く人に聞きました。
中国語で返答されましたが、親切にジェスチャーをしてくれたので理解できました。
ちなみに切符不要でWeChatPayでQRコード決済ができるようです。
私は結局使い方が分かりませんでしたが...

老街に着くと、そこはとても賑やかでした。
夜なのに街灯やビルの明かりで眩しいくらいです。
老街の町並み1
いろんなビルからレーザービームが出てます。
老街の町並み2
若者の街らしくゲーセンがあり、結構うるさいです。
ここで私は方向音痴ぶりを発揮し、ホテルまでは駅から徒歩5分のはずが30分かかりましたよ。
とりあえず、到着できたので良かったですが。

ホテルは一応日本語が通じるところにしました。
トラブルを避けられますし、安心です。
着いたらもうヘトヘトです。
家を出たのが朝の10時で、着いたのが21時頃でした。

華強北の電気街

深センに来た目的です。
ここで1日潰すために私は来たのです。
老街からは地下鉄を使う必要がありますが、そんなにかかりません。

華強北路の町並み

話を飛ばして、華強北に到着。
華強北路
メインロードである華強北路をひたすら観光します。
どのビルもでかいです。
これ1つ1つに秋葉原のラジオデパートのような電子部品のお店がたくさん入っているのですから更に驚きです。

表に出ている店の半分はスマホ関係です、それくらい目立ちます。
AppleとかファーウェイとかOPPOがよくあります。
スマホ本体のショップや、修理屋、パーツ屋などなど...

車道はかなり少なく、ここの南北の大通りは全部歩行者用です。
東西に少しだけ車道があります。
どこから商品を搬入してるのか気になりますが、堂々と前から入っていくのをちょこちょこ見かけます。
信号無視は当たり前のようで、車が通っていなかったら普通にみんな道路を渡っています。
警察も信号を無視して渡っていました(笑)

ピアノが置いてある

なぜか道端にピアノが置いてあります。
なぜかピアノ ちゃんと鳴る
屋外にあってちゃんと鳴るんですからすごいですよね。

LEDのイルミネーション

LEDのイルミネーションが結構刺さっています。
LEDのイルミネーション
屋外に設置しているにもかからわず、防水仕様ではないようで、ネジ式で簡単に上部が取れます。
すでに何個も取れていて、むき出し状態でした。

LEDのイルミネーションがむき出し
深セン生まれのWS2812が使われているようです。
さらにMAX485がついているのでRS-485で通信しているのでしょうか。
でも防水じゃないのはちょっとどうかと...

超でかいサイネージ

デジタルサイネージはどこも超でかいです。
広告がでかい
この写真にあるビルの側面の広告は、デジタルサイネージです。
日本とは規模が違いすぎてびっくりです。
そういうのがどこにでもある感じです。

Windowsの画面が出ちゃっているサイネージ

Windowsの画面が出ちゃっているデジタルサイネージが何個かありました。
Windowsが見えてる1
Windowsが見えてる2
こういうのはちょっと面白いですよね。

いつの間にか出ている噴水

昼過ぎになると噴水が出てくるみたいです。
子供が水遊び
子供達が水遊びしていました。

一応言っておきますが、深センは香港の近くですから沖縄より南です。
この時期だと結構暖かいですよ、普通に20℃超えてます。
私は勘違いで厚着して行きましたが、暑すぎて荷物がかさばるだけでした。

電子部品が売っているでかいビル

とりあえず、華強電子世界という超でかいビルが2つありますのでそこに向かいました。
華強電子世界1号
上写真は1号店です。
華強電子世界2号
こちらは2号店の外観です。
入るところはたくさんあります、どこから入ってもいいみたいです。

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中はほぼ電子部品の問屋で埋まっています。
華強電子世界内部
1号店のほうが中はごちゃごちゃしていますし、なんか薄暗いです。
Aliexpressなんかでショップを出してるのがここら辺りの店なのでしょう。
ある店では抵抗やコンデンサのリールを切って袋詰めしていましたし。
昼になるとみんなお構いなしに、ご飯をその場で食べてます。

2号店の方が整っている感じですね。
LEDが多めです。
2号店内側から
2号店は上階から撮るときれいですよ。

一応店を構えてますが基本的には小売ではないので、個人の少量取引はあまりいい顔をされないようです。
ちなみに買わないんでしたら、あまり撮影はやらないほうがいいとのことです。
なにかやましいものでも売ってるんですかね(笑)

2号店の2階にはスマホ関係などのデジタルグッズを小売しているショップが並んでいます。
個人でもこのあたりは普通に買えます。
商品を見て取れますし、ちゃんとレジだってありますから。

もうひとつのでかいビルである賽格広場は華強北電気街のランドマーク的な存在です。
賽格広場
ここの2階のお店の方は気さくな店員さんが多い印象でした。
ヘタクソな英語を理解してもらって売買できましたし。
私もちょこちょこと買わせていただきましたよ。
お土産用にUSBケーブルとか買いました、万人受けしますし。
やっぱりWeChatPayかAliPayは必須ですね。
ないとおそらく買えません。

夜のライトアップ

夜、薄暗くなってきた頃から華強北路は別の顔を見せます。
シンボル?
一番南側にはオブジェがありますが、夜にはライトアップされてイルミネーション?も動き出します。

ガラス張りのところに広告が表示されるようになったりと、夜でも明るいです。
広告が出てくる
この写真はちょっと薄暗くなったときの写真ですので、映えませんが...

あのLEDのイルミネーションはちゃんと点灯していました。
LEDイルミネーション

19時くらいまでいたのですが、街全体がネットで見たようなライトアップになりませんでした。
もしかしたらもうちょっといたらなっていたのかもしれません。

感想

環境

ごちゃごちゃしていますし、日本と比較すると汚いです。
立ち食いするような商店街なんて床は油まみれですし。
ゴミのポイ捨ても結構あります。

紹介したビル内にはもったいないくらいのゴミも大量に捨てられていました。
どこから部品取りしたんだっていう部品もゴロゴロあります。
基板も静電気とか気にせず、素手で触って床にポイポイ投げています。
それが普通です。

物価はびっくりするくらい安いです。
香港の物価も高く感じるほどです。
ただ、私だけかもしれないのですが、秋葉原なんかでもよくある「ネットで買えばよくね?」みたいな考えがあるので、別に買おうとは思いませんでした。

ご飯

ご飯は安いですし、美味しいのですが私にとってはどれも量が多いです。
毎食1種類しか食べられないですし、残さざるをえない時もありました。
帰ってきてからの日本食が体にしみます(笑)

キャッシュレス文化

キャッシュレスは慣れると超便利です。
コンビニではちらっと見るとそもそもレジに入っているお釣りが超少ない!
それからは自販機で使う練習をしてから、WeChatPayを使って楽に支払いするようになりました。
日本でも早く現金主義から脱出してほしいものです。

帰りは問題なく

帰りは行きの逆です、慣れもあったのかスムーズでした。
でも楽して行くなら深センの空港のがいい気がします。
今回の行き方は安上がりですが、初めての方には難易度高めかもしれません。
複数人で行くか、中国語を覚えていったほうが賢明です。
なんとか運良く行けましたけど、一か八かみたいなところはありましたから。
十分に下調べしていないだけかもしれませんがね...


中国で2回もおそらく道を聞かれました、もちろん中国語で。
話せるわけないのでカトコト英語であしらったら、「まじか」みたいな感じで聞いた人は去っていきました。
頻繁に中国に行くようであれば、簡単な中国語でも覚えておきたいものですね。

私みたいな英語が超がつくほど苦手で簡単な単語でしか言えなくても、なんとかなりました。
コミュニケーションに不自由がなければ、もっと旅行が楽しくなる気がしますがハードルが高いです...

深センに弾丸旅行してきました

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