結論から言いますと、タイトルは間違いです。
私が色々調べた結果なんですが、早とちりしていたみたいです。
ATmega328PBは情報がいまいち多くなくて困ってしまいますね...
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ATmega328Pは Arduino UNO に使われているマイコンで私も重宝していましたが、今ではNRND(新規設計非推奨)になっているICです。
そのATmega328Pを改良したものがATmega328PBというICです。
ATmega328PBはUARTやSPI、I2Cが2chずつ使えたり、I/Oが増えたりしてより便利になりました。
プログラムも変更無しで置き換えることができるのもメリットですよね。
そんなATmega328PBを使ってみようかと、色々と調べてみると水晶振動子(16MHz以上)が使えないかも...みたいな記事をチラホラと見かけました。
はっきりとは書いていないですが、サラッと読んだ感じではそう解釈していました。
フルスイングオシレータが削除されたのが原因のようです。
一方で、水晶振動子を使えなくもないよ、と実験してくれている記事も見つけました。
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ATmega328PBを採用して設計してしまった基板があったので不安になってしまっていたのですが、どうやらこれは古い情報のようです。
The "product change" that removed the full-swing oscillator was CANCELLED, and the "rev K" chips that would have lost the full swing oscillator never actually shipped.:
https://media.digikey.com/pdf/PCNs/Atmel/WC154601-cancel.pdf
More discussion here: https://www.avrfreaks.net/comment/2027836#comment-2027836
(The cancellation seems not to have gotten nearly the publicity that it probably deserved, given the widespread horror at the original announcement.)
フルスイングオシレータを削除する変更は中止になったということみたいです。
機能の削除が物議を醸したものの、その削除自体が中止されたニュースはあまり話題にならなかったようです。
まあ今まで通り使えるなら何も問題ないですからね...
というわけで安心してATmega328PBを使えるというわけです。
ATmega328PBを使うことはあまりないんですが、不安材料が無くなったのでスッキリです。
私が設計した基板や注文してしまった部品がゴミにならずに済みました。
情報収集はもっと入念にしたほうが良いですね...
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