以前にNutubeで作ったヘッドホンアンプを作ったんですが、劣化か使い方が悪かったのか、はたまた回路が悪かったのか分かりませんが、左側だけ死んでしまいました。
それから作り直しを考えては違うことに気を取られていたのですが、基板発注のついで感覚で修理兼改良という感じで基板から起こしてみました。
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ヘッドホンアンプを作ったのはもう1年半くらい前で、壊れたのは半年前くらいです。
安易な考えでUSBのバスパワーで給電しました。
ホワイトノイズがひどすぎて単体では使い物にならなかったので別置きで電源フィルタも作りました。
フィルタ回路がゴリ押しすぎて今では笑えますけど。
さすがにここまでのフィルタはいらないだろうと思い、もう少しコンパクトに仕上げるように考えました。
それでもフィルタを何段にもして、電解コンデンサの容量はマシマシです。
大きな改良点はそれくらいで、基本的な回路は変わらず基板サイズも変わりません。
小さな変更点としては高さを抑えるために出力のカップリングコンデンサのグレードを下げました。
あと、インジケータのランプは上カバーのギリギリで光らせたかったので、砲弾型にしてスペーサを付けるようにしました。
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そして肝心の性能はというと...改良した甲斐があり、ノイズはきれいに消えていました。
実は基板にミスがあったんですが、軽症なのでなんとかなりました。
我ながらいいヘッドホンアンプに仕上がったと思います。
失敗談として入力のカップリングコンデンサやアナログ周りにはPMLCAPを使っているのですが、リフローしたらすごいことになってしまいました。
リフローの途中からリフローオーブンからパチパチと音がしていて、気になって見てみたらほとんどのPMLCAPがワサーッとなっていました...
おそらくリフローオーブンの温度プロファイルがおかしかったのかもしれません。
また、PMLCAPはかなりリフローでの温度プロファイルがシビアなようです。
素人は手はんだにしたほうが賢明かもです...
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