リフローオーブンを作ってからは表面実装部品のはんだ付けが非常に簡単になり効率化することができました。
それはそれで満足なのですが、もっと品質を高めるにはベーキングという工程が必要なのだそうです。
120℃くらいに保って基板内の水分を飛ばす工程なのですが、それをリフローオーブンに実装してみました。
スポンサーリンク
作ったリフローオーブンのボタンは1つしかありません。(もう1つはリセットボタンです)
ですので、ボタンを長押しすることでベーキングモードに移行するようにしました。
1つのボタンで色々な処理をしたい場合はButtonEventsというライブラリがおすすめです。
スポンサーリンク
ボタンを短く押すと普通のリフロー制御になり、長押しするとベーキングモードになります。
単純なON-OFF制御なので立ち上がりにオーバーシュートがあるのですが、別に気にしていません。
140℃近くまで上がっちゃうんですけど大丈夫でしょう、多分...
立ち上げ1回目の制御だけは途中で止めるとかでなんとかしましょうかね。
ベーキングができると品質が安定しますし、はんだ槽を使ったリード部品のはんだ付けにも応用できそうでワクワクしています。
といっても、実はベーキングは8時間くらい長時間の処理です。
ちょっと電気代が心配になるので、もう少し短時間で済ませて基板全体が温まったくらいの処理でいいかなと個人的には思っています。
リフローオーブンに簡易ベーキング用プログラムを実装
スポンサーリンク
Leave a Comment