国際ロボット展を見て感じたこと

インダストリー4.0

今週の木金を使って国際ロボット展を見に行きました。

ビッグサイトに入って見ると、人が多すぎてびっくりしました。
今まで行ってきたどの展示会よりも人が多かったです。
テレビのニュースでも取り上げていたので(主にサービスロボット)相当な盛り上がりでしょう。

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私はロボットにはまったく詳しくないので、どこのブースを見ても最初はポカーン状態でした。
それでも見て分かったことは、明らかに日本メーカーと海外メーカーのロボットの形状が違うのです。
海外メーカーのロボットはぐにゃぐにゃ(?)で角がありません。
もちろん日本メーカーのものにも角はありませんがもっと角が無く丸みを帯びているです。

協働ロボットの比較
日本メーカーと海外メーカーの目指すところが違っているのがわかるような気がしました。

これにはIndustry4.0が関係していようです。
IoTとともに最近耳にするようになってきたキーワードですよね。

Industry4.0には人とロボットが協働する考え方があります。
ですから、そのような考え方に沿ったロボットを出してきているメーカーには合点がいきます。

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日本メーカーのブースには多少協働が考えられたものがあるものの、柔らかいクッションをつけたとか、既存のものにをベースに考えられたものばかり。
それでも、海外メーカーは協働ロボットを前面に押し出していたのに対して日本メーカーはそうではなかったです。
「取り残されてるなあ」と思ったのと同時に日本のものづくりの危機を感じました。

革新的なロボットがあると思って見に来たのに、でかいとか超高速とか軸いっぱいとか・・・
確かにすごいし技術力はあるかもしれませんが、既に時代遅れ感が否めません。
世界が目を向けているのはもうそこではないのです。

Industry4.0の波に乗れなければ日本は国際的な競争力を失うでしょう。
米国や欧州が儲かって、日本は儲からない構図ができてしまいます。
ありえないと思っていた「トヨタが下請けになる日」が来てしまうのかもしれません。

10年後、いや5年後には世界のものづくりはガラッと変わると思っています。
その時には日本がIndustry4.0の波に乗って、今のように主導権を握り世界を先導していって欲しいと願っています。
それと同時に私も流れに付いて行けるよう頑張っていかなければならないですね。

国際ロボット展を見て感じたこと

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