「自分にしかできない仕事」の是非

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現在というかここ数年間、会社(製造業)の中で「自分にしかできない仕事」を請け負っています。
「自分にしかできない」というより「誰もしようとしないからやってる」という感じですが。
やりがいは大きくなる傾向にあるかもしれませんが、デメリットが多いのかなと思うようになってきました。
そこで経験をもとに「自分にしかできない仕事」が良い点、悪い点を考えてみました。

「自分にしかできない仕事」の是非

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「必要とされている感」がある

「誰でもできる仕事」というのは、見方によってはあまり価値がないと言えるかもしれません。
しかし、「この仕事はあなたにしかできない」となれば、自分の居場所を確保できますし、「必要とされている感」を感じることができます。
簡単に自分の価値を見いだすことができます。
優越感にも浸れます、「私のおかげでなんとなってる」ってね。

ただし、社外を見渡せばできる人はいくらでもいます。
「社内」にいないだけです。

技術を分かってくれない悲しさ

「自分しかできない」ということは技術の共有ができません。
つまり、いくら分からないことがあっても誰にも聞けないのです。
聞いたところで「分からない」と返ってくるので自分で解決するしかありません。
解決すると全部自分の知識となるわけですけどね。

進捗を伝えようにも、中身を語れないので表面的なところしか伝えられません。
すると、「これにこんなにかかるの!?」となって、納期を短くせざるを得なくなり、どんどん首が絞まっていきます。
これは私のコミュ力にも問題があると思いますが...

私だけかもしれませんが、やっぱエンジニアなので技術トークに花を咲かせたいじゃないですか。
現実はまったく語り合えません。
Twitterの方が分野は違えど語れます。
コミュニケーションをもっと取りましょう...

技術はひたすら身につく

全部自分でやってしまうので、技術はかなり身につくと思います。
ノウハウが自分にだけ溜まり続けます。
ただし独学に近いですので、他社で適用できるかはわかりません。

事後の対応もやらざるを得ない

不具合が発生した場合、これも「自分しかできない」ので自分が駆けつけなければなりません。
共有できるメンテナンスの取説や図面などを作っても、それを深く理解してくれる人はいないのです。
トラブルはほとんどないにしてもずっと手が離せず、仕事は増えるばかりです。

「自分にしかできない」のは会社にとってもまずい

入院したり辞めちゃったりで対応できなくなったらどうなるのでしょうか、私は気にしませんけど。
1人に頼るのは組織としてどうなのかという疑問を抱いてしまいます。

万が一私の作った設備が何らかの不具合で止まってしまったとします。
現場は対応を求めますが、いないのでラインは止まったままになってしまいます。
その経済的損失は大きいです。

電話で伝えて対応してもらうことも可能ですが、自分でやるより遅くなってしまいます。
「自分しか分かっていない」のですから。


実際問題、徐々にでも教育して知識の共有化を図るべきだと思います。
それができていない現状は私も悪いですし、会社も悪いです。
「自分にしかできない仕事」は自分にとっても、会社にとってもまずい状況です。

タイムリーな話では、半年以上かかりましたが、大きな案件を1人で終わらせてしまいました。
ここからどうなるか怖すぎます。

「自分にしかできない仕事」の是非

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