ユニバーサル基板で作った作品のプリント基板化プロジェクトを進めているのですが、今回の対象は屋外で常時温度や湿度をロギングしているデータロガーの基板です。
屋外でずっと動かしていて、全然気にしていなかったので更新が遅れていました。
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以前はこんな感じ...というか ESPr Developerを入れただけなんですよね...
この上に自作シールド基板を載せたくらいの簡易的なものです。
今回は拡張性を重視しました。
これはスマート家庭菜園への布石でもあります。
というより基板を共通化しようと試みたので設計に時間がかかっちゃったんですよね。
色々ついていますが、データ取得用のRS485と拡張用のI2Cをつけています。
I2CはPCA9600Dをつけて、距離を伸ばせるようにもしています。
LANコネクタはI2Cの延長用なんですよ。
LANケーブルで接続すると楽なので。
4つ並んで載っているコネクタはJQコネクタというやつでXHコネクタと基板対基板で接続できるやつです。
こんな感じで接続できます。
XHコネクタで拡張できるので簡単ということで採用しました。
屋外データロガーの更新はこれでほぼ終わりなのですが、実は降雨センサのところも更新します。
今までの降雨センサはaitendoのものを使っていたのですが、これは劣化が激しいです。
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なぜかと言うと狭い電極間に電圧をかけっぱなしにしているのでイオンマイグレーションが発生しているんですよね。
イオンとなって析出してずっと導通状態、つまり雨が降っていると勘違いしている状態になります。
これが実際のセンサ基板ですが、もうずっと導通しっぱなしです...
じゃあずっと電圧をかけるのではなく、データを取得するときだけ電圧をかければいいのでは?と思って作ったのがこれです。
データを取得するときだけリレーをONにして電圧を印加する仕組みにしました。
さらに電極は銅箔基板ではなくステンレスで特注しました。
こんな感じで設計したのをmeviyに発注するだけで、できちゃうんですよ。
いい時代ですね。
これで実験してみてどうなるか試そうと思います。
金メッキにするのがよくある方法らしいんですけど、なんかステンレスのほうが強そうじゃないですか。
最悪亜鉛で防錆するのも考えます。
実際やるとダメかもしれませんが実験なので別にそれでいいのです。
電位差をなくすために通常時は短絡させておいたほうが良さげですけど、とりあえず開放でどうなるか...
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