こだわり抜いて作った自分のオリジナルのUSBシリアル変換器があるのですが、やっぱり使っているうちに「ここはこうしたほうがいいな」という改善案が出てきてしまうのが性です。
シンプルで小形というところを崩さないのが難しいですが、ちょっとだけ改良してみました。
オリジナルのUSBシリアル変換器をちょっとだけ改良

こだわり抜いて作った自分のオリジナルのUSBシリアル変換器があるのですが、やっぱり使っているうちに「ここはこうしたほうがいいな」という改善案が出てきてしまうのが性です。
シンプルで小形というところを崩さないのが難しいですが、ちょっとだけ改良してみました。
以前に絶縁RS-485モジュールを作ったのですが、使っているうちに欠点に気づきました。
「動作確認をするときの電源供給が面倒」ということです。
RS-485で通信するデバイスは12-24Vを供給することが多いのですが、別の電源を繋げないといけないというのがとても不便です。
だったら容量は小さくてもいいから電源供給機能を追加しようということで実際に作ってみました。
センサなどはI2CやSPIで通信するものがありますが、その確認をしようとするとArduinoにつなげたりします。
つながるだけを見たかったりして、面倒な作業をできるだけ減らしたいと思うことがよくありました。
USB接続でI2CやSPIで通信できる既製品は確かに存在するのですが、PC側のソフトウェアがよく分からなかったり、そもそも存在しなかったりと導入が大変そうでした。
それなら自作しようと、思い立ったが吉日ということで、早速つくってみました。
以前にType-CのUSBシリアル変換器をつくったのですが、USBに対する知識がまったくなく「とりあえず繋げば動くやろ」みたいな感じでつくりました。
案の定だめでしたが、色々調べたところ抵抗をあと2つ置いたらできるようでしたので、他の基板発注する機会と一緒に改良版のUSBシリアル変換器基板を発注しました。
市販品のUSBシリアル変換器では満足できず、「これが最強」と自分で考えたものを実現しました。
様々なUSBシリアル変換器がありますけど、どうも微妙に自分に合わないと言いますか...
アドバンテストのR6551という据え置き型のデジタルマルチメータがヤフオクで安く手に入りました。
だいぶ古い機種でして、5桁半という今ではそんなに高性能ではありません。
ジャンクでもいいかと落札したらちゃんと動きますし、校正を2015年にしているというありがたいものでした。
ただ奥行きが非常に長く、今の作業机では測定器に占領されてしまい、作業の邪魔になってしまいます。
そこでR6551に標準搭載されているインタフェースのGPIBを使ってPCでデータを収集することで、机に置かずにスマートに測定できるようにしてみました。
30倍と60倍が一緒になったのルーペを電子工作で結構長い間使っています。
ライトも付いて接近しても見やすく、非常に便利なのですが60倍では見づらいところが時々出てきます。
特に小さなハンダのショートなんかは60倍では見つけづらいです。
そこでUSBでPCに接続できる顕微鏡(マイクロスコープ)を買って使ってみました。
以前、PCモニタの前から離脱すると自動で消灯するUSBデバイスをつくりました。
デュアルモニタということもあり離脱したときに自動でモニタが消灯してくれるのはちょっとしたことですけど煩わしさから開放されます。
あと、省エネにもつながりますしね。
非常に便利なのですがデザインにやっつけ感があって個人的に気に入らなかったので作り直してみました。
せっかく作り直すのでデザインだけではなく、機能面も改善することにしました。
PCのモニターはWindowsの場合、自動消灯時間をコントロールパネルから設定できますが、意図せず切れたり、全然切れなかったり、時間調整が難しいです。
例えば動画を見ると30分は消灯してほしくないけど、普通の時は5分で消灯して欲しいとかです。
私のPCはデュアルモニタなので毎回消すのが面倒っていうのもあります。
じゃあ作ればいいじゃん、ということでそんな自分のしたいことをしてくれるデバイスを作ってみました。